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高橋GMのブログ自分勝手に傑作選!* 更新情報 * 12/15

2005年から書き始めたブログですが、いつしか古い記事が埋もれてしまったので、そのデッドストックの中から、「これなら、まだ行けるかもかも?」と自選した記事を再アップすることにしました。(日付は投稿した当時のもの) ………………………………………… ショウヘイ・オオタニとロイ・ハブス シアトル・マリナーズのジェリー・ディポトGMは、2017年の「ショウヘイ・オオタニ争奪戦失敗」で、今更のように地団駄を踏んでいるそうです。当時、大谷選手のことを「ロイ・ハブス」と呼び、「全力で獲りに行く!」と豪語していたそうですが・・ 野球選手の移籍と運について スポーツ選手は、実力や実績だけでなく、「運・不運」を背負っているものだと言います。それが、野球のようなチーム競技である場合、各選手が持っている「運」が、チーム全体の流れに大きく影響するとも言われます。 不思議な人々列伝 ある時期僕は、具体的に言うと、1990年~1995年あたりにかけてですが、頻繁に不思議な人々に出会いました。何故か分りませんが、とにかくやたら会いました。 晩夏、夜空の詩人たち(大曲競技花火大会) 1981年NHK「新日本紀行」で「大曲競技花火大会」のことが放送されると評判になり、次第に観光客が増え、今では、なんと全国から70万人の人々が(2006年当時)詰めかける観光の目玉にまでなったのです。 むかし、富士の樹海で少しだけ不思議なことが・・ ざっと40年ほど前、富士山へドライブに行った時のことです。ある休憩所で車を停め、何気なく辺りを見渡すと、「青木ヶ原樹海・遊歩道入り口 →」と言う看板が目につきました。 神宮ラストゲーム 広島カープが創設26年目にして、ようやく初優勝を成し遂げた翌年、つまり1976年のこと・・。この年、神宮球場で行われるヤクルト×広島三連戦の、決まって三試合目に姿を現す二人の女子高生がいました。 写ってはいけないものが写った写真・・ これは草野球チーム「GOBLINS」の集合写真です。ユニフォームのモデルチェンジを記念に、あるナイトゲームで撮りました。ところが、家に帰ってパソコンで見てみると、なんか奇妙なモノが写っていたのです。
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野球選手の移籍と運について

★日ハムの「中田翔選手」が、日ハムで暴力事件を起こして無期限謹慎になったのに、巨人に無償トレードされたその日から、何故か無期限のはずの謹慎が解け、いきなり一軍出場可能となった件について、ちまたでは「FA使わず巨人に行きたくなったら、暴力事件を起こせばいいのか!」との批判が殺到しました。 これには一般人だけでなくて、さすがの巨人OB達も苦言を呈していましたが・・、しかし、本日話題にしたいのは、そんな話しではありません。中田翔選手が背負っているはずの「運」についてのお話しです。 スポーツ選手、勝負師とは、実力や実績だけでなく、「運・不運」を背負っているものだと言います。そしてそれが、野球やサッカーのようなチーム競技である場合、各選手が持っている「運」が、チーム全体の流れに大きく影響するとも言われます。 で、「中田選手、巨人へ無償トレード!」との報道を見たとき、暴力事件どうこうより、何か、胸騒ぎのようなモノを感じました。 僕には、どうにも、彼のシルエットに「暗い何か」がまとわりついているように見えて、いい気持ちがしなかったんです。まあ、自分はオーラも何も見えない人間なので、いい加減な先入観に過ぎないのかも知れないんですがね・・ でも、見えないはずのオーラを感じた?、例があるんです。2019年に同じ巨人にFA移籍した「丸選手」です。 丸選手は広島カープで三連覇を果たし、巨人に行ってもまた優勝し、当時「1人四連覇」と言われました。その頃の彼は、確かに僕にも、強運で光り輝いているように見えました。(2020も優勝なので1人5連覇ですね) で、出て行かれたカープはどうなったのかと言うと、丸選手以外ほとんどメンバーは変わらないのに、突如として低迷を始めました。いや、没落と言っていいかも知れません。 「ちょっと待った!。丸と言う大きな戦力が抜けたのだから、低迷して当たり前、運がどうのこうのって問題じゃない」と言うかも知れません。しかしですね、もうひとつこんな例があるんです。 前田健太投手、マエケンです。彼もまたFAで広島からメジャーへと出て行きました。では、突然エースが抜けた広島カープはガタガタになったんでしょうか。いいえ、それどころかマエケンが抜けたとたんカープは快進撃が始まり、何と25年ぶりのリーグ優勝を遂げてしまうのです。 戦力と言う点では、10勝確実のマエケンの方が大きいんじ

ショウヘイ・オオタニとロイ・ハブス

★スポーツとは、いったい何なのか?。 僕が、中学の頃から熱烈に応援していた「広島カープ」は、1975年、創設26年目にして初のセ・リーグ優勝を成し遂げました。その時の僕の喜びと興奮は一言では表現出来ないほどで、母親に赤飯を炊いてもらい、近所の家に配って回ったほどでした。 ところが、その後の日本シリーズ・・ パ・リーグの覇者「阪急ブレーブス」に「0勝4敗2分」と、一勝も出来ず惨敗してしまうのです。僕の気持ちは、どん底まで沈み込んでしまいました。 もはや、リーグ優勝の興奮は残っていませんでした。阪急ブレーブスに全て奪われ、かき消されてしまったのです。 その経験から、僕は十代にして思ったのです。 「スポーツには、キリが無い」と・・ 優勝を遂げた翌日から、いや、優勝が決まった瞬間から、それまでの努力は全てが御破算となり、またゼロからの戦いが始まるのだと。 つまり、スポーツとは、決して終わることの無い、「無限ループの戦い」なのです。あえて悪い言葉で言うならば、「無限地獄・・」 * ・・そして、あれから46年(このブログは2021年執筆)。 僕たちの目の前に現れた「大谷翔平選手」は、今や生ける伝説です。エンゼルス以外のMLB各球団は、2017年の「ショウヘイ・オオタニ争奪戦失敗」で、今更のように地団駄を踏んでいるそうです。 シアトル・マリナーズもその一つ。ジェリー・ディポトGMは、当時、大谷選手のことを「ロイ・ハブス」と呼び、「全力で獲りに行く!」と豪語していたそうです。 「ロイ・ハブス」とは? 1984年公開の傑作野球映画「ナチュラル」の主人公の名前です。演じたのはロバート・レッドフォード。で、そのヒーローを彷彿とさせると言うことで、オオタニ獲得のプロジェクトネームを、隠語で「ロイ・ハブス」と呼んでいたと言うことでしょうか。 なるほど、ロイ・ハブスは、映画ではピッチャーでもバッターでも行ける天才野球選手との設定で、僕も一瞬?ですが、「大谷くんはロイ・ハブスみたいだな」と思ったことは有りました。 ただロイは、プロ入り直前に殺人未遂事件に巻き込まれ、一度はプロ入りを断念する悲運の天才でもあったので、好青年の大谷くんと重ねるのは「どうかな?」と思ったことも確かでした。 とは言え、僕にとって「ナチュラル」は、「フィールド・オブ・ドリームス」「プリティ・リーグ」と並ぶ三大傑作野球映画な

天然ボケ親子の話し

★この間の日曜日、ドラッグストアで買い物をしたとき、面白い場面に遭遇したので書いておこうかと思います。 時間はお昼くらいでした。ストアで買い物を終え、店先に留めた自転車に荷物を詰め込んでいたときのことです。 僕のすぐ横を、若い母親と小学生くらいの女の子が通り過ぎました。手には買い物袋を下げ、「さあて、おウチに帰ってお昼食べよっか?」と女の子に言い、のんびり歩いているのです。 すると女の子は「うん」と返事をしたのですが、その後すぐ、 「あれ?、・・ママー、ウチの自転車が置いてあるよ」と言うのです。 「ええっ?、ウソー・・」 と、母親は女の子が指差した自転車を、気味悪そうに眺めています。 ・・が、しばらくして、 「ホントだ、ウチの自転車だ。・・ええっ!。なんでー??」 と、驚きの声を上げました。 その声に、思わず僕も「まさか、誰かが盗んで乗り捨てて行ったのか?」と、気になって見てみると、自転車はいわゆるママチャリで、前後の買い物カゴには荷物が満載になっていました。その様子に、盗んだにしては荷物満載が妙だな、とも思っていました。 人ごとながら、いろんな場面を想定して堂々巡りをしていると、次の瞬間、お母さんはさらに大声を出して驚いたのです。 「ウッソー?!、これ、昨日から置きっぱなしだよー!!」 その瞬間、僕の頭の中で、多少不条理だと感じながらも、何が起こったのか、一応解釈することはできました。つまりこの自転車は、荷物を積んだまま、母親自身の手によって、一晩ドラッグストアの店先に放置されていたことになるのです。 このお母さんは、昨日の夕方、自転車に乗って何処かのスーパーで買い物をしたのでしょう。その後、このドラッグストアに乗り付けて、ついでの買い物をして・・・ ところが、店を出るころには、自分がスーパーの帰りであることを、すっかり忘れてしまったのです。で、満載の自転車を店先に置いたまま、ドラッグストアで買った商品だけを持って、家まで帰ってしまったのです。 おそらく自宅は、歩いて行けるくらいの距離なのでしょう。この日も、娘と散歩がてらと言う感じだったし・・。もし、もっと遠くて、徒歩では難しい距離だったら、自転車を忘れることは無かったのかも知れません。 しかし、それにしても・・・ 夕飯の材料を買ったのなら、それがなぜ手元に無いのか?、気づいたりしなかったんでしょうか?。・・不思

そのむかし、富士の樹海で少しだけ不思議なことが・・

この話しのドライブ中に撮った写真 ★夏なので?、少し不思議な話しでもしようかと思います。 もう、数十年も前になるでしょうか?。当時つき合っていた彼女と富士山へドライブに行った時のことです。紅葉のシーズンで、富士山と富士五湖周辺の山並みを見に行こうと言うことになったのです。 その周回中のことでした。トイレ休憩のため、ある休憩所(ドライブイン?)に入って車を停めたのです。すでに昼食を終え、傾きかけた日差しが赤みを帯びて来るころでした。 要を足し何気なく辺りを見渡すと、「青木ヶ原樹海・遊歩道入り口 →」と言う看板が目につきました。 近くまで行って様子を見ると、両側を木々に囲まれた、まっすぐな砂利道でした。距離は400m〜500mくらい?あったでしょうか、道の先が明るくなっており、別のパーキングに繋がっているように見えます。 富士山には何度も訪れていましたが、「青木ヶ原散策」は未経験なので興味が湧きました。とは言え、樹海の端っこに、ほんの少し、切れ込みを入れただけのような道です。それほど迫力は無いかなあ、などと思いながら彼女を見ると、彼女は「怖い・・」と、思いのほか嫌がっていました。 こんな遊歩道でも、「青木ヶ原樹海」と言えば「自殺の名所」と言うイメージがつきまとうんでしょうか。それでも入り口まで強引に誘い、「だいじょうぶだよ。見てみな、他に何人も歩いてるから」と言って説得しました。 遊歩道には、30mくらい?先に、すでに数人が横一列で散策をしていたのです。・・遠い記憶ではありますが、印象に残っているのは、初老の男性と若い男、そして女子高生と思しき制服姿の女の子・・、その他二人ほどいたと思うんですが、ハッキリとは思い出せません。 ふと思ったのは、制服の女の子は、初老の男と親子なのだろうか?、それとも、若い男とカップルなのだろうか?と言うことでした。 関係が気になったのは、全員が横一列に並び、知り合いのようには見えたものの、それにしては、前を向いたまま淡々と歩いている・・。たとえば親子やカップルなら、もっと身振り手振りで、楽しげにお喋りなんかするんじゃないか?・・、そんな風に思ったのです。 ですが、そう思ったのも一瞬でした。その人たちを見て、シブシブですが、ようやく乗り気になった彼女の気が変わらない内にと、手を取り、遊歩道を歩き始めたんです。 頭上にはまだ青空が見えていました

写ってはいけないものが写った写真・・

★夏なので(投稿は2016年8月)、やはり不思議な話しを書いておきましょう。今回は二枚の奇妙な写真のお話しです。写真はサムネールをクリックすると拡大できます。 これは筆者が所属している草野球チームの集合写真です。2007年の夏に、僕がデザインをして、ユニフォームをモデルチェンジしたのですが、記念写真を撮らないままでした。 で、翌2008年に、たまたま「大田スタジアム」と言う立派な球場での試合に誘ってもらったおり、ここなら申し分無いということで、ようやく記念写真を撮ることになったのです。 ところが、家に帰ってパソコンで写真を見てみると、なんか奇妙なモノが写っていたのです。使用カメラはニコンのデジカメ「COOLPIX-P310」。ブログに並べたこの順で撮影しました。 試合はナイトゲームだったので、撮影は試合前の夕暮れどきです。雰囲気のいい写真が撮りたかったので、ストロボは不使用。当然シャッター速度が遅くなるため、三脚で固定し、当日見学に来ていた友人に撮影をお願いしました。 一枚ごとの撮影間隔は短く、約5〜10秒くらいだったはずです。1ポーズにつき数枚撮りましたが、その中から比較しやすいように、二枚ずつ並べてみました。 拡大して見てください。スコアボードの時計は「16:43」になってます。 正面からの集合写真で、一枚目はごく普通の写真です。が、二枚目では、前列の左から二番目の頭の上に「光る玉」が写っているのです。 順番に見ると分かりますが、三脚効果で背景はまったく動いていません。なので画角が変わって、光の具合が急に変化した、と言うことでは無いようです。 他にも数枚撮影しましたが「光る玉」が写っていたのはこれだけでした。これはいわゆる「オーブ」と言うヤツなんでしょうか。 「オーブと言ってるモノは、空気中のホコリや、細かな水滴にストロボの光が反射したものに過ぎない」と言われるのですが、先に説明したように、この時は、現場の雰囲気重視で、ストロボは焚いておりません。弱い自然光と灯り始めた照明だけで撮りました。 それに、たった一つだけ、それもクッキリと光っている様子が、ホコリにしては・・、不思議といえば不思議です。 次です。時刻は「18:45」。試合は幸いにも「9対1」で勝利しました。それに気分を良くして、スコアボードをバックに再度記念撮影をということになりました。 今度もストロボ

ドラマ「ビブリア古書堂の事件手帳」を見てみたら・・

★先日、タイトルの書いていないDVDを何枚か見つけまして、「ハテ、何を録画したんだっけ?」と見てみると、2013年にフジテレビで放送した「ビブリア古書堂の事件手帳」でした。 これはチマタでは「月9ドラマ史上最低の視聴率」などと散々な言われ方をしたヤツですが、僕の感じでは、地味で小品ながら中々の出来映えだったと想ってます。 この「ビブリア古書堂」ですが、元々は小説が原作で、主人公、古書堂の若い女性店主「篠川栞子(剛力彩芽)」が、鋭い洞察力と推理力で、一冊の古書をめぐる謎を解いて行く話しです。 相手役に「五浦大輔(EXILE・AKIRA)」。この五浦大輔と言う男は、ひょんなことからビブリア古書堂のアルバイト店員になるのですが、何と「本が読めない男」と言うムチャな?設定なのです。強引に本を読もうとすると、貧血やめまいを起こしてしまうと言うことになっているのです。 「これ、視聴者は理解できるのかな?」と、少し不安になりました。フツウの人にとって、本が病的に読めない人間なんてリアリティを感じないかも?と想ったのです。ですが、こういう人ってホントにいるんですよ。何故そう断言できるかというと、僕自身がかつてそうだったからです。 あれは十代、ちょうど中学生の頃でした。ドラマの五浦君は「めまい・貧血」と言うやや肉体的な症状のようですが、僕の場合はそうじゃなくて、ふわーっと、いつの間にか別のことを考えてしまうと言う妄想癖でした。 詳しくいうと、本を読もうと文字を追っていくうち、何かの単語に気を取られてしまうのです。するとその単語にまつわる色んな連想が沸き上がり、ついには、文脈とは関係の無い妄想の世界に入り込んでしまう、と言う感じでした。途中ハッと我に返り、「いけない、文章を読まなければ」と、戻そうとしてももうダメで、どんどん本と関係のない空想の中に入り込んでしまうのです。 後々分かることなんですが、これは「雑念恐怖症」と言う、神経症の一種だったようです。(今もこう呼ぶのかは不明です)。当時、あまり深刻には想わなかったものの、中学時代に本が読めなくなると言うことは、即ち「教科書」が読めなくなると言うことで、学生にとっては致命的でした。 なので、当然のように成績は急降下して行ったのです。さらには、教師の話しの最中にも同じ症状が起こるようになり、やがてまったく授業についていけなくなりました。