★この間の日曜日、ドラッグストアで買い物をしたとき、面白い場面に遭遇したので書いておこうかと思います。
時間はお昼くらいでした。ストアで買い物を終え、店先に留めた自転車に荷物を詰め込んでいたときのことです。
僕のすぐ横を、若い母親と小学生くらいの女の子が通り過ぎました。手には買い物袋を下げ、「さあて、おウチに帰ってお昼食べよっか?」と女の子に言い、のんびり歩いているのです。
すると女の子は「うん」と返事をしたのですが、その後すぐ、
「あれ?、・・ママー、ウチの自転車が置いてあるよ」と言うのです。
「ええっ?、ウソー・・」
と、母親は女の子が指差した自転車を、気味悪そうに眺めています。
・・が、しばらくして、
「ホントだ、ウチの自転車だ。・・ええっ!。なんでー??」
と、驚きの声を上げました。
その声に、思わず僕も「まさか、誰かが盗んで乗り捨てて行ったのか?」と、気になって見てみると、自転車はいわゆるママチャリで、前後の買い物カゴには荷物が満載になっていました。その様子に、盗んだにしては荷物満載が妙だな、とも思っていました。
人ごとながら、いろんな場面を想定して堂々巡りをしていると、次の瞬間、お母さんはさらに大声を出して驚いたのです。
「ウッソー?!、これ、昨日から置きっぱなしだよー!!」
その瞬間、僕の頭の中で、多少不条理だと感じながらも、何が起こったのか、一応解釈することはできました。つまりこの自転車は、荷物を積んだまま、母親自身の手によって、一晩ドラッグストアの店先に放置されていたことになるのです。
このお母さんは、昨日の夕方、自転車に乗って何処かのスーパーで買い物をしたのでしょう。その後、このドラッグストアに乗り付けて、ついでの買い物をして・・・
ところが、店を出るころには、自分がスーパーの帰りであることを、すっかり忘れてしまったのです。で、満載の自転車を店先に置いたまま、ドラッグストアで買った商品だけを持って、家まで帰ってしまったのです。
おそらく自宅は、歩いて行けるくらいの距離なのでしょう。この日も、娘と散歩がてらと言う感じだったし・・。もし、もっと遠くて、徒歩では難しい距離だったら、自転車を忘れることは無かったのかも知れません。
しかし、それにしても・・・
夕飯の材料を買ったのなら、それがなぜ手元に無いのか?、気づいたりしなかったんでしょうか?。・・不思議です。
その後、そのお母さんは、当たり前のようにトートバッグから自転車のキーを取り出し、錠を外すと、「◯◯ちゃん、帰ろっか?」と言って、自転車を押し始めたのです。女の子は「う〜ん・・」と、少し納得が行かない様子ながらも、母親の後を追いかけて行くのでした。
あの母親は、いわゆる「天然ボケの人」だったのでしょうか。
我々の世代は、巨人・長嶋御大の、数々の「天然ボケ伝説」を知っていますから、さほど不思議には思いません。
しかしながら一方で、「若年性認知症」と言う恐ろしい病気の可能性もあるので、注意して欲しい気がします。万が一そうだとしたら、あの女の子が将来、とても可哀そうなことになる気がして・・、いやいや、そんなことは無い、ただの天然ボケでしょう、ただの・・
・・なんて、ボンヤリ考えながら、僕も自転車に股がったのです。
時間はお昼くらいでした。ストアで買い物を終え、店先に留めた自転車に荷物を詰め込んでいたときのことです。
僕のすぐ横を、若い母親と小学生くらいの女の子が通り過ぎました。手には買い物袋を下げ、「さあて、おウチに帰ってお昼食べよっか?」と女の子に言い、のんびり歩いているのです。
すると女の子は「うん」と返事をしたのですが、その後すぐ、
「あれ?、・・ママー、ウチの自転車が置いてあるよ」と言うのです。
「ええっ?、ウソー・・」
と、母親は女の子が指差した自転車を、気味悪そうに眺めています。
・・が、しばらくして、
「ホントだ、ウチの自転車だ。・・ええっ!。なんでー??」
と、驚きの声を上げました。
その声に、思わず僕も「まさか、誰かが盗んで乗り捨てて行ったのか?」と、気になって見てみると、自転車はいわゆるママチャリで、前後の買い物カゴには荷物が満載になっていました。その様子に、盗んだにしては荷物満載が妙だな、とも思っていました。
人ごとながら、いろんな場面を想定して堂々巡りをしていると、次の瞬間、お母さんはさらに大声を出して驚いたのです。
「ウッソー?!、これ、昨日から置きっぱなしだよー!!」
その瞬間、僕の頭の中で、多少不条理だと感じながらも、何が起こったのか、一応解釈することはできました。つまりこの自転車は、荷物を積んだまま、母親自身の手によって、一晩ドラッグストアの店先に放置されていたことになるのです。
このお母さんは、昨日の夕方、自転車に乗って何処かのスーパーで買い物をしたのでしょう。その後、このドラッグストアに乗り付けて、ついでの買い物をして・・・
ところが、店を出るころには、自分がスーパーの帰りであることを、すっかり忘れてしまったのです。で、満載の自転車を店先に置いたまま、ドラッグストアで買った商品だけを持って、家まで帰ってしまったのです。
おそらく自宅は、歩いて行けるくらいの距離なのでしょう。この日も、娘と散歩がてらと言う感じだったし・・。もし、もっと遠くて、徒歩では難しい距離だったら、自転車を忘れることは無かったのかも知れません。
しかし、それにしても・・・
夕飯の材料を買ったのなら、それがなぜ手元に無いのか?、気づいたりしなかったんでしょうか?。・・不思議です。
その後、そのお母さんは、当たり前のようにトートバッグから自転車のキーを取り出し、錠を外すと、「◯◯ちゃん、帰ろっか?」と言って、自転車を押し始めたのです。女の子は「う〜ん・・」と、少し納得が行かない様子ながらも、母親の後を追いかけて行くのでした。
あの母親は、いわゆる「天然ボケの人」だったのでしょうか。
我々の世代は、巨人・長嶋御大の、数々の「天然ボケ伝説」を知っていますから、さほど不思議には思いません。
しかしながら一方で、「若年性認知症」と言う恐ろしい病気の可能性もあるので、注意して欲しい気がします。万が一そうだとしたら、あの女の子が将来、とても可哀そうなことになる気がして・・、いやいや、そんなことは無い、ただの天然ボケでしょう、ただの・・
・・なんて、ボンヤリ考えながら、僕も自転車に股がったのです。
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