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草野球チームキャプテン、WBCを語る

★いちおう草野球ブログとして出発してる手前、「2009・第二回WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)」について語った方がいいのかなと思い、書くことにしました。

・・で、これまで見て来た感じでは、侍ジャパンはキャンプの時から見物人の数がスゴくて、おまけに強化試合の観客の数、視聴率もスゴくて、アジア予選の盛り上がりもスゴかった・・、それがとにかく印象的でした。

やっぱりこれまで思って来た通り、これからは「国際試合」、特に「WBC」が野球人気を支える・・、そのことは間違い無いよいうに思えます。

だとしたら、ある程度「WBCを目標」とする球団作り、プロ野球機構作りが有ってもいいんじゃないか、と思えるのです。それが選手たちのモチベーションとなり、野球人気の回復にもつながるだろうと思います。

最近は「日本球界が、アメリカ球界のマイナーと化している」との批判もありますが、国際試合に備える武者修行としてのメジャー行きで、WBCには代表として戻って来る、と言う条件なら、単なる流出ではないと納得できるんじゃないですか。

そう言う点では、中日ドラゴンズの「全選手WBC参加辞退」の姿勢は、時代に逆行するものだと思います。落合監督や球団側は、あくまで選手自身の意思であり、意図的に指示したわけではないと語っていますが、ちょっと信じ難い話しではあります。

なぜなら、第二回代表に選ばれなかった、ロッテの西岡選手や里崎選手らが、
「参加できない口惜しさで、テレビ中継を直視できない」
と嘆いているように、中日の有力選手たちも、今頃は口惜しくて口惜しくて、息苦しい毎日を送っているんじゃないでしょうか。

野球に限らず、一流のアスリートと言うものは、よりハイレベルな戦いが目の前にあれば、絶対自分も参加して、勝利したいと思うのが当たり前なんです。中日の選手たちが、ただの一人も?、そんな闘争心を持たなかったと言うんでしょうか?

これまで日本が楽勝できると思われて来た、中国やイタリア、オランダなど、各国が軒並みレベルアップして来たことも、第一回を経て芽生えた「闘争心の現れ」だと思うのです。

ですが、以上はもちろん「WBC」が、これからもホンキで継続されると言うことが前提となります。そして継続を決定的にするには、決勝トーナメントで、とりあえずアメリカ以外のチームが優勝してくれるのがいいですね。出来るなら大番狂わせがいい。

元々WBCは、「アメリカ球界が、各国の有力選手を発掘するために開かれている」との説が有り、それを裏付けるように、アメリカ代表は、峠を越えたベテランとマイナーに毛が生えたような選手しか出場していないのです。

とにかく主催国のアメリカを引きずり降ろし、一線級のメジャー・リーガー達を本気にさせて、「WBCをマジの大会」として継続、サッカーのワールドカップくらいに引き上げてもらうことが、筆者としては当面の夢なのです。

まあ、元ドジャース監督のラソーダ氏が、「ベースボールはアメリカのモノだ。WBCはアメリカが優勝しなければならない!」と、カッカしてたそうなので、第一回よりは、かなりテンションが上がっていると思われます。

さて、侍ジャパンへの期待ですが、もちろん連覇して欲しい気持ちは大なんですけど、他国も本気モードがアップしているので難しい状況ではありますね。それと、原監督が「巨人グセ」を出さなければいいけどな、と思ってます。

あの、例の韓国戦での不必要な送りバントです。解説者も首を傾げてたし、筆者も素人ながら「え~っ!?」とビックリしました。

あと、原監督が、やたら前進守備が好きなのもハラハラさせます。元巨人の桑田氏も「前進守備はヒットゾーンを広げてしまう」と指摘してましたが、シーズン中もあれで、巨人の外野が頭を越されたゲームが何度か有りましたっけ・・

アンチ巨人としては大喜びだったんですが、WBCでは喜んでいられませんからね。よろしく頼みますよ。




  

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